「こういう会社で働けたら、
人生経験として貴重だな」
が決め手

情報システム部 
Y・T 2020年入社

「思い出のお酒」から始まった、コミュニケーション

私は元々、大学時代に専攻していた業界で働く予定でした。進む業界は決めていたつもりでしたが、自分が知らない業界について学べる就活イベントに参加してみようと思い、出会ったのが三陽物産です。就活イベント参加者向けの追加説明会があり、そこではお酒の試飲会も行われると聞き、「お酒が飲めるのなら行ってみよう!」と。そこで提供されたお酒のひとつが、「anCnoc(アンノック)」の「ピートハート」でした。三陽物産のプライベートブランド(PB)として紹介されたそのお酒は、学生時代に通っていたお店の方からおすすめしてもらった思い出のお酒でした。「え!?これ、めちゃくちゃ好きなウィスキー!」とテンションが上がったことは、よく覚えています。
会社選びでは、人とのコミュニケーションの取りやすさを最も重視していたのですが、三陽物産はその点において非常に魅力的な会社でした。内定をいただいた後、入社前の懇親会で交わした社員さんや経営層の方々との会話は、とても気さくで距離感が近かったことを覚えています。特に、当時の社長が、一学生に過ぎない私の質問にとても真摯に応えてくださったことにも感銘を受けました。その時に「こういう会社で働けるのは、人生経験としても貴重だな」と感じたことが入社の決め手だったといえます。

本当の強みは、ゼロベースでも、
人に頼りながら課題達成に辿り着けること

私は2020年入社で、当時は新型コロナウイルス全盛期だったこともあり特殊な体制でしたが、OJTの先輩方には本当に良くしていただきました。情報システム部配属後は、得意先様との受発注システム開発をメインに行い、現在は基幹システムを刷新するプロジェクトリーダーを務めております。プログラミングやシステム開発に関する業務は学生時の専攻分野と全く異なる領域だったためゼロの状態からスタートでした。
入社後に知りましたが、先輩社員さんも同様に未経験からスタートが基本的なスタイルなので、ゼロから指導してもらえる環境や部/チームで協力して課題解決する体制に助けられてきました。
初めて開発したシステムのリリース時は不安でいっぱいでしたが、周りの方の協力あって大きなトラブルなく終えられたことは良い経験でした。
ゼロベースからでも、周りの人に頼りながら課題達成に辿り着けるところに三陽物産の本当の強みがあると思っています。
新基幹システムは2年間の準備期間を経て、2025年にようやく切り替えのタイミングを迎えます。私は主にグループ内のスケジュールの取りまとめ、進捗管理、問題管理といった業務を中心に行っております。各現場の方に使用感を確かめる必要がありますし、社外の方々も多数関わっているため、「個」というよりはお互いに補完し合う「チーム」で仕事をしています。
プロジェクトを進める上での苦労と言えば、関係者が社内に留まらず、複数の関係会社に及ぶため、プロジェクト帯での方針や意見をまとめることに苦戦します。参加いただく方の年齢層も違えば出てくる意見も、各社の達成目標や立場も違います。そうした中で、一社だけ・特定の個人だけが憂き目を見ることがないように調整することは容易ではありません。
しかしながら、これまで意識していなかった考え方や、視点を変えた仕事の進め方など、新たな知見を吸収することは非常に楽しい経験でもあります。今後の為にもなっているな、と強く深く感じます。
基幹システムの刷新後にチャレンジしたいことは、新たな仕入れシステムやデータ集計システムの導入です。現場の要望にも応えられるように、社内の仕組みをさらに発展させていく。そこはこれまで念願だった部分でもあるので、実現に向かって、目の前の課題をひとつひとつ達成していきたいと思っています。

先ずは行動して確かめてみる。

私の場合、入社するという決断に迷いは残しませんでした。結果として後悔はありませんでしたが、どんな仕事に就いても、人によっては「この仕事は合わないかもしれない」と感じる可能性があると思います。就職をする前であれば、さらに不安に感じる人もいるでしょう。私は、実際に自分の目で見て、わからないことがあれば直接聞き確認しながら三陽物産に就職することを決めました。
今の時代、ネットで不特定多数の声を調べてみることも大切かもしれません。しかし、自分が動けば何かしらの反応が返ってきます。そこで、本当にその会社が自分に合うかどうか参考になると思います。働き始めてからも、まず行動を大切にしていくことが、どんな場面でも大切でした。これからもそうありたいと思っています。
就活性の皆さんも悩むことは勿論ですが、疑問や気になる事があれば能動的に動いて確かめることで、後悔の無い決断に辿り着いてほしいですね。

  • プライベートでは、料理をすることやサウナに入ることを趣味にしています。仕事中は常に誰かと話していることが多い為か、ひとりになって黙々と作業などをしながら、考え事や気持ちの整理などをする時間を大切にしています。
    長い時には一日中料理をしていることがあります。朝から市場に行き、食材を買い揃えた後は、暗くなるまで料理しっ放しといった日もよくあります。
    私の住まいは会社まで徒歩4分ほどの場所なので、休日に作り置きしたご飯を平日のお昼に消化しています。年に一回、同期や仲の良い同僚と鍋を囲む会を開催しています。市場であん肝や白子、牡蠣などの食材を大量に買ってきて、ひたすら下処理をした後に並ぶ贅沢鍋は冬の楽しみです。